注:PICOのスリーブは薄く成型しなければならない部分があり割れる可能性が高いため、PICO用のナチュラルウッドスリーブは暫く作らないそうです(タイミングと素材によっては作って頂けるかも?)
真夏日、激しい雷雲、これぞ初夏!
どうもひのきですm(*_ _)m
梅雨の入口も見えてきました
今回は青JUMA PICO スリーブの記事後半からの続きです
先にイッちゃいましょう! じゃん!!!
リグナムバイタ スリーブ for PICO 75W!!!!!
こちら、Twitter企画にてM.T.Lab(松江技術研究所) 様から特別に頂いたものなのですが、素材の難しさによって問題がありまして(´・ω・`)
本当はお任せのウッドでお願いするつもりだったのですが、"生命の木"という名前に惚れてリグナムバイタをお願いさせて頂きました
難しいとはお聞きしていたので完成しない事も覚悟の上でお願いしたのですが、難しい加工をなんとか成功して頂いたのです!!!
しかし、発送前になって急激な縮みが発生、歪んでしまったのでとても装着出来ないとの事でした
実際には使えなくてもオブジェとして頂けるようお願いしたところ、なんと青ジュマまで頂いてしまった、、、という流れだったのです
とても堅いだけでなく、摩擦が掛かると木に含まれる樹液?が蝋化するという防護作用?もあり、非常に難しい加工だったそうです
"生命の木"と呼ばれる所以である激しい自己修復能力によってこんな感じでバッテリーが通過しないくらいに縮んでしまっていました
確かに、木の優しさと質感を残しているにも関わらずどこか不思議な堅さと重さを感じます
頂いた時期は暖冬の終わり際とはいえ寒さと乾燥の時期、という事は暖かく多湿な時期になればもしかしたら........
僅かな可能性にかけ、カッティングボードオイルを塗り、みつろうクリームを塗り、ティッシュに包んで保管することにしたのです
時々様子を見ては滑らかな手触りを楽しみつつ、バッテリー側の穴に指を入れて確認していたのですが、ある日、パフボタン上とUSB下という薄くて細い部分が割れていました
そう、とうとう膨張が強くなったのです!
二箇所が割れてしまったのは残念ですが、その代わりにバッテリーも通った!!!!!
表面には乾燥によって浮き出てきた(最初は無かった)不思議な削れ痕のようなものがありますが、触ると凹凸無くスベスベしています、不思議ですね
バッテリーが通ったということは...組むしかない!
しかし作業を開始してすぐ気づきました
バッテリー側だけでなく基板側も収縮していたらしく、ガッチリと基板が引っ掛かる........戻るなら今! 進めばもう抜けなくなる.......
だがしかし! 折角のリグナムバイタをオブジェで終わらせてしまうのは悲しい!!!
至極慎重丁寧ながらも時には無理矢理に基板をねじ込み、苦労すること15分、なんとか装着成功!!!
なんと素晴らしい!!!(´;ω;`)
手触りはとても滑らかで木の優しさが伝わります
組む前にカッティングボードオイルを薄く塗り、浸透を待たずに直ぐ拭き取って30分乾燥させた状態
元の手触りがツルツルスベスベの少しひんやりする感じなのでみつろうクリームは塗らないことにしました
少し感じる重みがまた手に心地良く、この手触りがスッと手に馴染むのでいつまで握っていても飽きることはありません
もちろん、見ていて飽きることもありません
恐らく、これから始まる梅雨の湿気と下がる気温、そして迎える真夏の気温.......その先に待ち受ける寒さと乾燥
わかってるんです
さらに割れるんです、きっと
わかってるんです
現状、無理に突っ込んだ基板はリグナムバイタがよほどに膨張しない限りはもう外せないんです
だからメンテナンスも表面上しか出来ないんです
わかってるんです
でも、ただの殻として置いておくのではなく、例え短い間でも本来のスリーブとしての姿をさせてあげたかったんです
ちゃんと使いたかったんです
無理に装着したせいで完全に割れてしまうかもしれません
ごめんね
でも、しっかりと愛でるから!!!(´◉ᾥ◉`)